フルボ酸を知る

そのフルボ酸は本物ですか?

純粋なフルボ酸は無味無臭で、濃い黒褐色をしており、細胞レベルで吸着が可能な100%自然物質です

弊社のフルボ酸は下記の結果より「安心・安全で純粋なフルボ酸」であることを理解いただけると思います。

フルボ酸分子抽出法の特許(米国特許番号:7896944 発効日:2011/3/1)を取得した精製技術によりフルボ酸のみを抽出
ミネラルが60-70種類以上含まれている確認(成分表あり)
日本食品分析センターにて、成分検査、急性毒性試験クリア(試験結果あり)
水道水と混ぜてもトリハロメタンの検出が無いフルボ酸である(試験結果あり)
輸入時にフルボ酸を食品として輸入届出ができている
国際腐植物質学会(IHSS)と、腐植物質貿易協会(HPTA)が決めたフルボ酸であることの基準値をクリア
アメリカ農務省(USDA)の管理下におけるOMRI(オーガニック認証機関)より製品認定

フルボ酸と記載のある様々な商品がインターネット上で販売されています。
しかし、それはあなたが思うフルボ酸の効果が期待できる商品でしょうか?
フルボ酸を使用したい目的は様々だと思いますが、「使ってみたけど期待通りにはならなかった」となると、フルボ酸を提供する我々としてはとても悲しく思います。そうならないためには、我々はフルボ酸についての理解を深めてもらうために、フルボ酸についてご説明いたします。

フルボ酸とはなにか?

フルボ酸は主に腐葉土に含まれており、何千何億年かけて作られた土壌の中の酸化褐炭から採取できる天然物質です。
木々や微生物、バクテリア、細菌、土の中にいる生物(ミミズなど)により、腐食と再生を何千何億年をかけて土壌は形成されており、腐食サイクルを繰り返しながら栄養源が豊富にある良質な土壌が生まれます。
森の中の木々は、誰も肥料などを与えていないにも関わらず、大きく成長しますよね。良質な土壌であればあるほど、様々な生物や植物が集まり、成長していきます。その成長源にフルボ酸は隠されています。

その土壌は腐葉土と呼ばれ、腐食物質であり、それが「フミン質」です。

絵を見て頂く通り、フルボ酸は自然物質から抽出されるため、完全な天然成分といえます。
フルボ酸とフミン酸はフミン質(Humic Substance)の家族です。

フミン質とは、植物 などの微生物最終分解生成物です。

森の中や草原地帯には、水溜まりや川などがあり、そこへ動物は集まり水を飲みに来ます。
不思議な話ですが、動物が集まり易い水溜まりや川があるようで、その理由は、その水にフルボ酸が多く含まれているかどうかが関係しているとも言われているそうです。動物も本能的にフルボ酸を欲している関連が想像できます。

フミン酸とフルボ酸の違い

フミン酸(Humic acid)
「フミン酸」とは、酸で沈殿する腐植画分
フミン酸は粒子が大きく、細胞レベルでは吸収不能。

フルボ酸(Fulvic acid)
「フルボ酸」とは、酸によって沈殿しない腐食画分
フルボ酸は粒子が小さく、植物・生物の細胞に直接吸収可能。

フルボ酸はミネラルの塊なのか?

フルボ酸には多くのミネラルが含まれていることは間違いありません。
弊社の扱うフルボ酸の成分分析表がありますので、ご参考ください。

成分表(PDF)

ただし、ミネラルは必須ミネラルと有害ミネラルに大きく分けられます。
体に必須とされるミネラルは16種類あるとされ、カルシウム、リン、イオウ、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素の7種類、微量ミネラルは鉄、ヨウ素、亜鉛、銅、セレン、マンガン、コバルト、モリブデン、クロムの9種類です。
有害ミネラルとしては、有害金属とも呼ばれ、カドミウム、水銀、鉛、ヒ素(砒素)、ベリリウム、アルミニウムが主に取り上げられます。
フルボ酸は、上記以外にも様々なミネラルが含まれています。ミネラルは不足すると健康に害を及ぼしますが、摂り過ぎても中毒症、過剰症をひきおこしやすいので注意が必要です。しかし、フルボ酸のメリットは、ミネラルの配合成分バランスがとれていることです。フルボ酸でミネラルを摂取することは、過剰摂取には至りません。

フルボ酸に有害ミネラルは含まれているのか?

天然成分であるがゆえ、フルボ酸にも有害ミネラルも微量ほど含まれています。
しかし、心配には及びません。人体に影響するレベルを超える有害ミネラル量は有りません。

肝臓や膵臓など、人が持つ機能によって、人は身体から有害物質を対外排出する機能(デトックス)をもっています。
代謝によってできた老廃物や毒素などは主に便と尿になり、対外排出されています。

ヒジキにはヒ素(ヒ素にも「有機ヒ素」と「無機ヒ素」があり、毒性は「無機ヒ素」のほうが強いといわれています。)が含まれている事で有名ですが、ヒジキを食べて死亡する事は基本ありません。むしろヒジキに含まれる他の栄養摂取を考えた場合、摂取するメリットがあります。
これらの話を突き詰めていくと、魚すら食べれなくなります。魚には水銀が含まれているという話がありますが、それは人体に影響しない微量であり、体内で自然に起こるデトックスにより心配するに至りません。

フミン酸・フルボ酸と水道水(塩素)との関係による害

フミン酸(フルボ酸ではありません)を水道水に混ぜるとトリハロメタン(発がん性物質)が発生すると言われています。しかし、その根拠はしっかりと実証されておらず「国立環境研究所」の記事を読むと「トリハロメタン原因物質としては,フミン物質よりも親水性画分の影響の方が大きい」とされており、フミン酸がトリハロメタンの直接の原因とはいえないようです。

ただし、フルボ酸と水道水を混ぜて摂取する事についてはあまりお勧めしません。
1つは、貴方が現在使用してるフルボ酸が、純粋なフルボ酸でない場合、フミン酸が混じっている可能性があります。
フミン酸が混じっていれば、トリハロメタンが発生する可能性はあるからです。ただ、その発生する量は魚の水銀例と同じく、心配するに至らない量であります。

弊社のフルボ酸と水道水の試験

弊社のフルボ酸と水道水を使って、トリハロメタンが発生するかを協力会社の下で試験を行いました。

結果は、弊社のフルボ酸からはトリハロメタンの発生は検出されませんでした。

試験結果をご覧になりたい方はこちらより

全てにおいて偏った量の摂取は、それが有害でも無害でも身体によくありません。
だからこそ、フルボ酸を選ぶ基準に対して知識を持ってほしいと思います。

フルボ酸の基準をどう判断するのか?

フルボ酸は現在様々な分野の研究において、フルボ酸効果の可能性が取り上げられてきていますが、フルボ酸は、日本国内においてまだ研究がそれほど進んでいません。
フルボ酸 wikipedia(ウィキペディア参照)

なぜ研究が進まないのか?その理由の1つとして
「日本では何をもってフルボ酸と言えるのか?という定義がしっかりと定まっていない」という事です。
ですので、様々な会社が独自の見解や根拠に従い「これはフルボ酸です」と言えてしまうのです。

また、「有害物質の除去技術の問題」と「フルボ酸の抽出技術の問題」が関係します。
地層には良質なミネラルもあれば、有害なミネラルもあります。
有害なミネラルを限りなく除去してフルボ酸を抽出できない限り、純粋で質の高いフルボ酸は存在しません。
逆に、質の悪フルボ酸には、有害なミネラルや物質が多く含まれてしまっている可能性もあるのです。
純粋なフルボ酸の基準が無いから、研究できない=様々な解釈により生まれる効果効能は確かなものでは無い。
という事になります。

フルボ酸が「人工的に作られたモノであったり、有害なミネラルを限りなく除去できていないフルボ酸」である場合は、注意が必要です。
それがフルボ酸であると認めるためには、「成分表」「精製手法」の開示が必要であり、それを掲載できない商品は純粋なフルボ酸ではないのかもしれません。

良質なフルボ酸である事の根拠

弊社の取り扱うフルボ酸は、フルボ酸分子抽出法の特許を取得した技術精製方法でカナダ・オーストラリアの土壌から抽出されたフルボ酸です。
ヒューミック・シェール(古代植物堆積層)が世界に存在し、アメリカ・カナダ・オーストラリアにてその地層が多くあれると言われています。ここから多くのフルボ酸が抽出できると世界中より期待されています。
弊社は、そのフルボ酸分子抽出法の特許を取得したRainGrow社、Fulvic Xcell社のフルボ酸を日本国内において唯一輸入販売できるライセンス会社です。

国際腐植物質学会(IHSS)と、腐植物質貿易協会(HPTA)は協力してフルボ酸を測定するための試験方法を開発しました。
AOAC Internationalのジャーナルに掲載されているこの方法は、
2017年春のAAPFCO(米国食品医薬品局)によって承認され、米国規格協会(ANSI)および国際標準化機構(ISO)の承認を得ており、製造品質管理はGMP(適正製造基準 GMP (Good Manufacturing Practice)に準じています。
当社のフルボ酸は、製品品質へのコミットメントとして、HPTA 測定の認証済みです。
また、アメリカ農務省(USDA)の管理下におけるOMRI(オーガニック認証機関)より製品認定も受けています。

化粧品の包材に成分表を記載するときに使う成分の名称について

Personal Care Products Council(略称:PCPC)発行による International Nomenclature of Cosmetic Ingredients (略称:INCI)にて
フルボ酸は、monoID:24573 Fulvic Acid にて登録されています。